いいづらいことを思いっきり言ってみる!“当事者葛藤”とは

こんにちは。Nurture&Matureの飯沼美絵です。

もうすぐおひな様ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

サラリーマンの皆様は4月を控え、お忙しい時期かと思います。。ストレスもきっと溜まりますよね。

この季節は何かと、「肝」に負担をかけやすいようで、肝は感情のバランスを調節する役割も担っているとのこと。

確かに落ち着いた様子の人のことを、「肝が据わっている」とか言いますもんね。

ここが上手く働かないと、怒りっぽくイライラが募る、体がだるくてやる気が起きない、気分が落ち着かないなどの不調が出るのだとか。

そんな「肝」が好む食材の色が、“青色”。春の野菜をたくさん取るといいのですね。

さて今日は、学んでいるプロセスワークの、“当事者葛藤”、というのをご紹介してみたいと思います。

プロセスワーク流、“ケンカのお作法”です。

人とケンカしたことがない人は、いますか??

もしいらっしゃるとしたら、相当な徳を積んでいる人なのか、相当我慢している人なのか・・・というのが私の理解です・・。

(もし“はい!私!”という方がおられたら・・ご連絡くださいませ。コツを教えてください!)

人と生きて行く限り、大半の方が、誰かと接する中で何かしら気持ちが落ち着かない体験があったことがあると思います。

そんな時どうしますかね?

まずは自分でどうにかしようとされるのではないでしょうか。

音楽を聴いたり、お酒を飲んだり、それでもダメなときは何かに書き殴ったり、大丈夫そうなものを壊したりちぎったり。

そう頻繁に会わない人だとか、たまたまだったら、これで済みますよね。

でも結構頻繁に会う人だったら・・・。これが大変ですよね。

パートナー、職場の人、お得意様、何かのコミュニティにいる人、とか。

プロセスワークには“当事者葛藤”という智慧があります。

もともとプロセスワークは、何かとの関係性において葛藤している状態(相反する願いがあって、それぞれがその願いをお互いに主張している状態)を扱うことが得意です。

自分の内面の相反する思い同士、誰か個人との関係、集団と集団の関係、全てです。

自分の内面の相反する思い同士のみならず、身体が引き起こす肩こりや癌などの病気に至るまでも、葛藤としてみていきます。

そして私がプロセスワークから受け取っているメッセージとして一番大事だなー、好きだなーと思うこと、

それは、

「強い願いを追い出さない、抑圧しない」

ということです。

どうしても欲しいものや、やりたいことがあったとして、みなさんこれらが叶わない時、どうしていますか?

忘れたり、八つ当たりしたり、本当は欲しくなかったと別の考えで解消しようとしたり、、

まぁ人間というのはプロセスワークでなくても、実に多くの生きるための知恵をもっていますよね。

ところが、私たちは頭に頼りすぎて、心や、頭から下の身体の反応や自然からのメッセージを受け取れずに、より「考え」を「考え(≓思い込み)」でどうにかしようとする不幸な解決策に走りがちです。

それが叶わないのは「あいつのせいだ!」と。

数年前、ある仲間と意気投合して一緒に仕事をすることになりました。

最初は良かったのです。

ですが次第に時間が経つにつれて、私は相手のやりたいことや抜けている部分をフォローしようとして必死になり、いつしか自分でも知らないうちに不満が募るようになりました。

あとで振り返ってわかりましたが、当時私は、この“不満を抱いている状態”に全く無自覚でした。仲間なのだから、助けないといけない、という考えの方に囚われ、他のものが見えなくなっていきました。

・・・このときに、2on1コーチングをやってくれる人がいたらな、と思います。

しかしこのときは更に悪いことに、この不快な状況を解決したいために、

「この人は抜け漏ればっかりある、ダメなヤツなんだ(だから見下してもいいんだ、誠実に接しなくて良いんだ、コントロールしてやらねば!)」

というふうに思うようになり、私の相手への対応もどんどん丁寧ではなくなっていきました。

私が不快を持続させないという瞬間解決にはなりますが、尊重されない対応を受け取った相手がどのような行動に出たかは想像に難くないと思います。

結果、更にたくさんのお互いの信頼を奪い、尊重や尊厳を奪い、金銭で解決することになりました。

これは私が2on1コーチングを立ち上げようと思った、とても痛い体験です。

こうした加害の連鎖を生まないことは、現代において本当に重要だと思うのです・・・。

さて、話を戻すと、

2on1コーチングの仲介者やコーチがいないパターンが“当事者葛藤”で、自分達で仲介しながら話し合いを進めていく、というやり方です。

えーまじか~・・・。そう、まじなの。笑 (いや、練習しないと難しいですよ、だから練習するのです。)

さて、仲介する人がいないとして、あなたがモヤモヤしている相手を前にしたときどうしますか?

思いっきり言いたいことを言ってみますか?

まずは相手の話をききますか?

コミュニケーションを勉強して来られた方は、「まずは相手の話をよく聴きましょう」と習ったと思います。そして実践されていると思います。

私もカウンセリングを最初に習ったのので、“傾聴”が基本だろう、と考えていました。

ところが、プロセスワークでは、

「まず自分が自分にスペースを許さないと(言いたいことを言う、やりたいことをやる)、決して相手を受け入れることはできない」

という考え方を持っています。

特に日本人は小さい頃から、「相手や周りの人に迷惑がかからないように振る舞わないといけない」と教育されてきたと思います。

自分のことを大事にする、ということを教わっていませんよね。

だから、最初は何か背徳的な感じがしたものですが、確かに、自分が心身共に健康ではない状態で相手を優先する生き方は、持続性がないように感じます。

ところが私たちは家族だったり、仕事だったり、何かしら自分の希望と反するシーンが多い場所においては、もう感覚がなくなるほど、自分より他のものを優先する生き方が身についてしまっています。

“自分のことを優先するのはわがままだ、悪だ”という教育をバッチリ受けている私たちにとって、

”まず自分の言いたいを言う“というのは相当勇気がいることですし、何か、道徳的・社会的でない感じもしませんか?

でも言うんです!やってみるんです!

何度か練習をしていますが、これをまずやらないと、相手はイライラしたり、じれたりして、

「であなたは何がしたいの?」というふうに、逆に相手の気持ちをモヤモヤさせることになります。

逆に、「まずはあなたの話を聴きますよ」と言う出だしでスタートしたとして、そして自分が終始きく側で終わったとしましょう。

この場合は、そもそも自分が相手の対応にモヤモヤしているので、更に自分がモヤモヤすることになり、状況が悪化します 笑。

直接その関係が悪化しないとしたら、別の、自分より弱い立場の人との関係性が悪化したり、自分に慢性的な身体症状(肩こりや腹痛など)が出たりします。つまり自分との関係性が悪化するのです。

練習していますが、いつもいつもうまく言えるわけではないですし、折り合いがつくわけでもありません。

ですが、本来私たちは生まれも性格も上位資質も違う中で、普通に振る舞っていればぶつかることは、本来は普通だと思うのです。

多様性を大事にする社会的傾向はどんどん強くなっていますが、これは、本来は同じだけど多様さも見る、というメッセージに聞こえています。

逆の方が楽だと思うのです。

つまり、本来は多様で、たまに同じ部分もあると。

多様や違いを扱うときは勇気がないと、正義感がないとできないという今の考え方のフォーマットが、

プロセスワークのみならず、いろいろな智慧によって、もう少し怖い思いをしないですむような日常になると良いなと思うのです。

もうすぐ自然界は“啓蟄”。

虫たちが動き出し、新しい季節がスタートします。

人間関係も代謝する3月、4月。

まずは、誰もいないところで思い切り“言いたくても言えなかったこと”をシャウトするところからはじめてみませんか?

あるいはぜひプロセスワークにも、時間をみつけて触れてみてくださいね。

私も達人になって、この場で近い将来、皆様にもサービスのご提供が出来るようになりたいと思います。

はじめてのプロセスワーク|痛みを抱きしめるから起きるイノベーション

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