ストレングスファインダーは人の成長を歓迎しないのだろうか?

こんにちは。Nurture&Matureの飯沼美絵です。
あっという間に暑い日々がやってきました。

最近私は東京都大田区のとある一般社団法人で働き始めました。
防災、被災に関するハード面、ソフト面(個々の人間の力による活動)、それぞれを学びながら一緒に仕事させてもらっています。

どうして、もともと企業人事や教育に関する仕事から、こんな仕事になったのか?
きっと不思議がる人もいるでしょうね。

私が防災や減災に目をつけたのは、このこと自体が私たちが成長できるきっかけになると思ったからです。

これからどんどん気候変動による生活の影響が強くなり、ここまでの人間の進化だけではなかなか対処できなくなる日々がくると思うのです。
そういう日々では、これまでのように「なんか気候が変動しているらしいよ」「もっと暑くなるんだってよ」と言うだけでは影響を避けられず、人間全員が直面せざるを得ない将来がやってきます。

そういう人間の力が及ばないことが、遍く人々の身の上に降りかかった時に、何が起こるとおもいますか?
戦争や、大きな災害や、コロナなどのパンデミック、こうしたことが起こったときに共通して必ず起こるのが、パニックや不信、正常の意識状態ではないことで、普通ではやらないような愚かな行動をしてみたり。

こういうのは、いざ、その時がきたら、トレーニングしていない限りパニックにならないことは非常に難しいです。

ごく身近な例では、詐欺に遭うのがそれにあたるでしょうね。
逆を返せば、詐欺グループはこうした人がパニックになるメカニズムを良く知っているということでしょう。
詐欺グループの人達からもし話を聞くことができれば、このあたりのことは専門家よりもずっと知っているかもしれませんね。
冷静でいる、ということがどれほど難しいことか。

自分が簡単にパニックになって、賢さを失ってしまう。

こういうことを、増える傾向の災害によって、人々の気持ちが、(私が思う)人生で必要な学びに目を向いてくれるのではと思ったのです。

話は変わりますが、最近、水曜10時からのテレビドラマで「ブルー・モーメント」というのが放映されているのをご存知でしょうか。
このドラマは、最近激化する気象が起こす災害を予測し、被災しそうな人々を救うということがテーマになっています。

https://www.fujitv.co.jp/blue-moment/

ですが当然ながら、あんなヒーローが毎回助けに来てくれるとも限りませんからね・・・!
できることを、1つずつ、皆さんとやっていきたいと思っています。

今回書きたいのは、その「成長」というワードのことです。

ずーっと不思議に思ってきたのは、Gallup社が出してるストレングスファインダー。
資質順位を知って、才能をつよみに変えていこう、ということなんですが、成長って言葉をあんまり使わないんですよね。

私はストレングスコーチではありますが、ここからは、Gallup社や他のコーチ達とは違うことを伝えると思いますので、一般的なストレングスの考え方とは分けて読んでくださいね。

才能を知って、つよみで生きる、そうすれば自分も周囲もハッピーになる。
間違いではないと思います。

でもそれだけでは、現在も世界中で起こっている戦争や不平等、差別偏見、分断、争い、こういったものが引き起こす不幸を終わらせることができないのではないでしょうか。

つよみを活かすことによる他者や自・他部署、会社、あるいは家族、親族などへの影響。
自分が何かをすれば、必ず水に水滴を垂らすのと同じで、波紋が中心から外に広がります。
プロセスワークではこうした自分の活動が、他者に及すフィードバックをとても大事にします。

ストレングスがもたらす嬉しさや楽しさは、一時の快楽でしょうか?
それとも持続的なみんなで共有できる幸福でしょうか。
こういうことを考えたことがありますか?

誰かが幸せそうであれば、幸せでないと感じている人々の心の影が強まります。
会社でもそういうことが起こっていませんか?
隣の部署の誰かがいっつも、こちらのことを考えず(例えば営業の部署の人が、サービス提供者の都合を考えず営業してくるとか)仕事をするけど、結局評価をもらえるのはそうしたパフォーマンスが派手な人ばっかり。

私はそういうもの達とも一緒にありたいのです。
考え方の違いは好む資質に表れますよね。
例えば、活発性と内省、社交性と慎重さ、ポジティブと責任感 などなど。

違いを可視化して対話できるので、ストレングスファインダーはとてもそういった使い方では優れていると思うのです。
実際私は定期的に対話実践会を開いています。定期的にレポートもしておりますので、ご興味あるかたはこちらのフェイスブックグループへ参加申請ください。

【対話実践編】ストレングスファインダー×プロセスワークのFBグループはこちら
https://www.facebook.com/groups/300351529618170

Gallup社は、ストレングスのコーチ資格を提供する基礎コースの後に、アドバンスド・コースというのを用意しています。
実は、ここでは「7つの成長のマイルストーン」というのが登場します。
冒頭にお話しした通り、Gallupはあまりこの考え方を前面に宣伝していません。
恐らく、理解も実践も、難易度が高いからなのかなと思います。

ですけどねぇ、、、
そこは私のいくつかの上位資質がものを申す感じがあるのですが、継続的に伝えていかなければ浸透もしませんし。

Web掲載がみつからず、私の手元資料を掲載するには著作権のことがあるので、かいつまんで7つお伝えします。

1 理解 自分らしさをわかっている
2 認識 自分の才能に気づいている
3 感謝 自分らしさもあなたらしさも愛している
4 フォーカスと投資 自分の才能を強みにしようと決めている
5 補完的なパートナーシップ 自分の強みを育て、弱みに対処するために、他者の協力を得ている
6 活用と戦略 結果を出すために、自分の才能を意識的に活用している
7 自己表現と自己調整 強みを活かした貢献を最大化するとともに必要に応じて対処する

この7段階だそうです。
いかがでしょうか?どんなご感想がありますか?

私の理解ですが、3段階までは頭ではわかっているがまだ身体は置き去り、という感覚かと思います。
本当に必要な時に、頭だけではなく身体が動くかどうか、こういうところが大事なポイントなのでしょう。

例えば災害に例えると、避難訓練で上の階に逃げなきゃとわかっているけど身体が動かない。
日常の範囲で、頭であれこれ思い巡らせることはできるけど、いざそこに不快さが現れたとき、共に生きられるかというとそうではない。
冒頭でお伝えしたのパニックの状態ではまだ発揮できない。
こんな感じが3段階目までなのかと思います。
Gallup社がストレングスの活用で教えているのも、主に3段階を何度も繰り返して理解するサイクルを推奨しています。

ということは、まだ人間の開拓領域がある、ブルーオーシャンが4段階目以降ってことなんですよね。
これは私だけかもしれませんが、何かを理解するときに“体感を伴わせる”、というのは、コロナ禍におかれたことで、これまでより一目置かれた感があります。
身体がじっとしていなければいけなかった期間に、身体の側が彼らのストレングスを教えてくれたのでしょう!

4段階目以降をみて、どう思われるでしょうか?
特徴的だなと思うのは、4と6段階が自分軸の書き方、5と7段階目は他者と自分の場での使い方、と、交互に書かれていますね。
これ、成人発達段階でも出てくる特徴です。
自分軸で物事を見る期間と、自分を含む他者も存在する軸でも物事を見る期間とが交互に発達していくと。
こんな共通点もおもしろいです。

私自身まだこの7段階を自分にも、サービスにも使いこなせている感覚はないのですが、私にとっては未来の予言書のように、ずっと大事に持っているものなのですよね。
都度この表を開いては、その時の解釈に思いを巡らせるのですが、まだピタッとくるものがありません。
もし興味がある方はぜひ、語らいましょう。

ただ、そんなぼんやり感の中にも明確に目指したいことはあります。
職場でも、防災・被災の現場であっても、自分がどんな物事の見方をするのか、相手はどんな見方を大事にしているのか、互いに知るための対話をしなければ、協働は生まれません。
そういう場があまりにも不足していると思うのです。
これは、まだやり方を知っていたり、成功したことがある人が圧倒的に少ないことが起因していると思っています。

だから対話の場を開き続けます。

“自分のパワーだけではなく、才能が生み出すバイアスやフィルターについても認識している。
自分の才能や強みを自分や他者の成功に繋がるように活かすと共に、自他の成功を疎外するような特徴にも対処出来る状態。”

これが7段階の最終段階に書かれている説明文章です。
私の戦略性×未来志向はこの言葉をずっと追い続け、祝福し続けます。
全人類の人間の心が健やかで、搾取する・される心配がないような、心置きなく、ストレングスだけではない全ての人(≑全ての生きとし生けるもの)の強みが使える世の中を目指して。

それではまた。

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