こんにちは。一般社団法人Nurture&Matureの飯沼美絵です。
前回のブログから、ずいぶんと時間が経ってしまいました。
「次回は関係性について」と書いたまま、私はこの数年間、MBTIの「INTJ(建築家)」という自分の素顔と、文字通り全身全霊で向き合うことになりました。
以前、私たちは多かれ少なかれ、自分の素顔を隠して生きる“カオナシ”なのかもしれない、というお話をしました。
本来の「T(思考)」と「J(判断)」を認め、時間をかけて「INTJ」という素顔を取り戻した私。
しかし、素顔で生きるということは同時に、「自分とはまったく異なるOS(タイプ)を持つ人」と、真正面から向き合うことでもありました。
今日は、職場で出会った、私とはまったく異なる価値観を持つ同僚(ISFJタイプと思われる方)との体験から、「違いをどう理解するか」についてお話しします。
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1. 「知りたい」VS「安心してほしい」
職場に入ったばかりの頃、私は彼女に仕事を教えてもらうことが多くありました。
ただ、やり取りの中で、言葉にしづらい違和感がありました。
ある日、FAXの操作について質問しました。
「このFAX、送信履歴を見るにはどこを押せばいいですか?」
返ってきたのは、
「それはやらなくて大丈夫よ」
という言葉でした。
私の脳内に鳴り響く、あの、エヴァの音楽。笑!
当時の私は、このやり取りに強い引っかかりを感じました。
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INTJの視点(私)
私は、「もしエラーが起きていたら?」「どこからやり直す?」といった未来のリスクを想定し、仕組みで解決しようとします。
履歴確認は、「安心のためのチェック」ではなく、「未来の非効率を防ぐための仕組み」でした。
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ISFJの視点(彼女)
一方で彼女は、日々の経験の中で「このやり方で問題なくできている」という安心感を大切にしていたのだと思います。
つまり、「大丈夫だから安心して」というメッセージを、言葉にしてくれていたのです。
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ここで起きていたのは、
「仕組みを知りたい」私と
「安心してほしい」彼女のすれ違い
でした。
どちらが正しい・間違っているではなく、
見ているものが違っていたのです。
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2. 「逃げちゃダメだ」の先にあったもの
当時の私は、この違いに強いストレスを感じていました。
理解しようとすればするほど、うまくいかない。
ある時期には、身体に症状が出るほど強い負荷を感じたこともありました。
振り返ってみると、それは
「違いを埋めよう」としすぎていた状態だったのだと思います。
以前の私は、違和感や非効率を感じたとき、
その場で正しさや改善策を提示し、状況を整えようとしていました。
相手のやり方に疑問があれば、理由を問い、より合理的な方法に修正していく。
いわば「ロンギヌスの槍」で、正しさをもって場をコントロールしていた状態です。
しかしそれを手放し、相手と同じ目線で理解しようと向き合ったとき、
今度は自分の内側に何の防御もないまま影響を受けてしまう感覚に気づきました。
そのとき初めて、
相手を尊重することと、自分を守ることは両立が必要であり、
そのための“境界線“が自分には欠かせなかったのだと理解したのです。
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3. モヤモヤの正体は「翻訳されていないこと」
ある日、業務マニュアルにこう書かれているのを見つけました。
「Excelに転記」
Excelに転記…?
てんき?テンキ?エクセルニテンキ??ですと?
うぉ~!!私がずっと違和感を覚えていたのは、これだ!!見つけた!!と思いました。
• 何を?
• どのファイルに?
• どの状態にするために?
私にとっては、これらが明確であることが「仕事の質」でした。
一方で、彼女にとっては、日々の業務の中で自然に共有されている前提だったのかもしれません。
つまりここでも、
「明文化された構造」を求める私と
「共有された経験」を前提とする彼女
という違いがあったのです。
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4. エピローグ:違いはストレスではなく“翻訳のチャンス”
この経験を通して私が学んだのは、
「自分を守る境界線(ATフィールド)」を持つことの大切さと、
「違いを翻訳する視点」でした。
相手を理解しようとすることと、
自分を無理に合わせることは、同じではありません。
そして、違いは対立ではなく、
「見ている世界の違い」として扱うことができるのだと思います。
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もし今、誰かとの関係にモヤモヤを感じているとしたら、
それは「合わない」のではなく、
まだ翻訳されていないだけなのかもしれません。
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あなたは、自分の「素顔」を守る境界線、持てていますか?
気が向いたらまた、MBTIのこと書きたいと思います。
サービス、サービス♪
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